黒田です。年末年始は皆さん如何お過ごしでしょうか。お仕事の方から旅行をする方、寝正月でゆっくり過ごされる方もいらっしゃるかと思います。私は年末年始は出身である富山県に帰省します。
富山県出身の方は故郷愛が強いと感じているのですが、私も例外ではなく、皆さんに旅行などで足を運んでもらいたいと思っています。富山県ってそもそも何があるんだろう?いつ行けばいいんだろう?というのも知らない人が多いと思うので季節ごとで富山県の魅力を記載していきます。
春(3月~5月)
春の富山は、様々な色彩の景色を見ることができます。県花にも指定されているチューリップが見頃で「となみチューリップフェア」では700品種、300万本ものチューリップが咲き乱れるようです。また4月中旬から6月中旬にかけては、立山黒部アルペンルートの「雪の大谷ウォーク」で高さ20mの雪の壁に囲まれた道を歩くことができるようになり、白銀の世界を体感できます。
食べ物は、この時期にホタルイカの漁が解禁されます。新鮮なホタルイカは刺身や酢味噌和え、天ぷらなどで味わえ、お酒も進みます。
夏(6月~8月)
夏の富山は、新緑が美しく楽しむことができます。立山黒部アルペンルートでは高山植物が見頃を迎え、黒部峡谷ではトロッコ電車が運行され、深い渓谷と清流の景観を楽しめます。
そして、6月~7月は「富山湾の宝石」白エビが漁の最盛期と旬を迎えます。白エビは刺身や天ぷらなどで食べることができ、上品で濃厚な甘みは是非一度食してもらいたいと思っています。
秋(9月~11月)
秋の富山は、秋は紅葉と伝統行事が見どころとなります。9月1日から3日にかけて開催される「おわら風の盆」は、越中八尾で行われる祭りで、哀愁を帯びた音色とそれに合わて踊り手に多くの人々が魅了されます。また、黒部峡谷では9月中旬~11月中旬にかけて紅葉が見頃を迎えます。トロッコ電車から紅葉を眺めることができるのですが、黒部峡谷の様々な景色を見渡すことができるので、ゆったりとした旅行には最適です。
11月~2月は紅ズワイガニが旬を迎えます。癖になる上品で自然な甘みがとても素晴らしく、私は実家に帰ると必ずと言っていいほど頂きます。
冬(12月~2月)
冬の富山は、雪景色と海の幸が魅力です。五箇山の合掌造り集落では、雪に包まれた幻想的な風景が広がります。また、富山県内では冠雪した立山連峰を望む絶景が街中などからでも楽しめます。私は富山に帰るのが大体この時期になることが多いので、壮大な立山連峰の景色は一つの楽しみでもあります。
冬の味覚としては、11月下旬~2月上旬に旬を迎える寒ブリが有名で、脂ののった最高の味わいを堪能できます。
富山は東京から北陸新幹線も開通し、旅行先としても行きやすい都道府県の一つになったと思います。特に海産物は天然の生簀と言われる富山湾で育った魚が脂ものっており絶品です。
そんなわけで、ちょっこし富山に遊びに来られ。