こんにちは、長野県民の中野です。
ん?あなた長野県民なの?と思ったあなた。
まだまだ僕と仲良くなる必要がありそうですね。
月の大半は東京にいるのであまり知られていないのですが、実は私中野2年前くらいから長野と東京での2拠点生活をしております。
生まれも育ちも東京の僕にとって長野での暮らしは第二の故郷が出来たようで楽しく過ごさせてもらってます。
東京(足立区)生まれ東京(足立区)育ち、悪そうなやつの事は極力避けてきた僕が長野県松本市での出来事を「松本という街」とシリーズもので発信していければと思います。
第1弾「たいまつ祭り」
今回お届けする第一弾は僕が住んでいるのは松本の浅間温泉という地域で一年に一度開催される「たいまつ祭り」です。
浅間温泉は長野一二を争う松本駅から車で15分くらいの場所に位置しており、たまーに観光客も訪れる温泉街です。星野リゾートの温泉旅館があったりするので芸能人のお忍びデートにはうってつけです。
そんな浅間温泉が熱狂に包まれる日があります。それが奇祭と言われている「たいまつ祭り」です。
まずどんな祭りか想像つかないと思いますのでお見せするとこんな感じです。
各地域や会社ごとにわらを束ねて松明を作り、それに火をつけ温泉街を練り歩くという愉快なお祭りとなってます。
奇祭と呼ばれる由縁
01_もはや火事
新参者の観光客と本気の祭り人を除いては皆がマスクをしています。コロナ終わったけどまだマスク取るのちょっと不安だよね。と言っていたあと時期と同じくらいなマスク装着率です。
僕もマスクをして望んではいたのですがほぼ火事の中にいるようです。この日近所で実際に火事が起きていても気が付かないくらいのです。
02_祭にかける心意気と儚さ
この松明作りが大変どころかすごく大変だとのこと。何日も前からみんなで集まって松明を作ってます。時には方向性の違いで喧嘩するなど、バンドさながらの大変さです。
当日は何日もかけて作ってきた松明に火をつけ、数時間で燃え尽きるという儚さもまた良いのでしょう。
03_炭塗りおじさん
たいまつの燃えた炭を顔に塗ってもらうと運が付く、といわれているようで、町中に顔を黒くした人が現れます。
子供が本気で嫌がっても意味がありません。炭塗りおじさんたちは塗ってあげる事が正義だと思っているのでどんなに嫌がっても逃してくれません。
締めの花火
奇祭と言われながらもちゃんと締めの花火は欠かさない。いい祭だ。
小学校の校庭から打ち上げるという噂を聞いたので校庭に向かったところ人数は数えるほど。
東京の花火大会で何キロ先までも並んでいたあの日々がなんだったのかと思うほどの人数です。
誰よりも近い特等席のブランコに揺られながら浅間温泉にひたる夜となりました。
まとめ
奇祭と呼ばれながらも人々の暖かさや地元への愛を体感する事ができるお祭りでした。いつかは炭塗りおじさんに僕もなりたい。
では第二弾を乞うご期待!