先輩の流儀

こんにちは、先輩の中野です。

僕はイッパイアッテナが創業した2019年から在籍しているので、新しく入ってくるメンバーの上司であり先輩です。
周りから見たら指導したりマネジメントをしたりするので上司と見えているかもしれないのですが、僕個人としては先輩というスタンスでメンバーのみんなと日々戯れております。

中野先輩四ヶ条

僕には先輩として四ヶ条があります。
これが合っているとか間違っているとかではなく僕がこうありたいという信念で、後輩からしたらただの押し付けではあるのですが、それはもうしょうがない。みなさん諦めましょう。

  • 先輩とはかっこいいものであれ。
  • 先輩とは求める人であれ。
  • 先輩とは多少理不尽であれ。
  • 先輩とは後輩がいじってもいい空気を作れる人であれ。

先輩とはかっこいいものであれ。

みなさんは先輩をかっこいいと思った事はありますでしょうか?
ぼくは運がいい人間なので先輩にも恵まれてきました。

かっこいいの方向性は違くともいろんなかっこいい先輩を僕は見てきました。
例えば、
中学校1年生で先輩という概念を知ったばかりの頃、中3の先輩が携帯電話で上海ハニーを流しながら彼女と二人乗りして「お疲れ」と通り過ぎていった先輩。そして彼女を家に送り終わったあと「これでガリガリ君でも買えよ」ってわざわざ100円をくれるためだけに僕らの前に現れた先輩。この時は「先輩かっけぇ」って心の中で叫びました。

また、大人になってからだと僕の力量不足でのミスなのに「あとは任せておけ」って言って、お客さんに頭を下げてくれたり時には戦ってくれたりする先輩。この時は「先輩、自分付いていきやす」って心の中で泣いたり。

みんな違えどみんなかっこいい。僕もそんな先輩たちに負けずにかっこよくあり続けたいと常に心におきながら過ごしています。

先輩とは求める人であれ。

人それぞれ知識・経験、技術の差などでどうしても提出物に対する差は出てくるものだとは理解しているのですが、
僕が提出出来ると思わないと「頑張ってたから」などの理由でOKは出しません。
きっと後輩は辛いでしょう。こんなに頑張っているのにOKが出ない。
僕のハードルを越えればお客さんからありがとうがもらえる事を僕は知っているので、僕の壁を越えて欲しい。と僕は理想を言い続けます。

先輩とは多少理不尽であれ。

多分このブログを読んだ堀江君あたりは「多少?」と首を傾げているかとは思いますが続けます。

先月はいつでも相談しろと言っていたのに今日になったら「打ち合わせ詰まっているから明日にして」。など。
言っている事はコロコロ変わります。
申し訳ないなと思いながらも先輩はそれでいいとすら思ってます。

「中野さん、明日打ち合わせ5本入っているな、流石に明日は無理か」など、先輩が理不尽である事で後輩の後輩力が伸びるのではないかという持論をみんなに展開しています。

先輩とは後輩がいじってもいい空気を作れる人であれ。

前述の通り、先輩というのは仕事において理不尽でなかなかOKを出さない厄介でちょっととっつきにくい存在になりがちだと思います。
しかし我々クリエイティブに携わる仕事で自分の「アイデア」を表に出して「チームワーク」で質を上げていく事は必要な要素です。そのためにもイッパイアッテナの行動指針にもあるように「仲良し」が大切になってきます。

みんなと些細な日常や明日になったら覚えていないようなどうでもいい話をして人と人としてつながりたいなと思ってます。
リモートでの稼働を許可している中でも僕がオフィスに出社しみんなをランチに誘う理由はここにあるでしょう。

まとめ

僕は先輩に恵まれてきていますが、後輩にも恵まれています。
これからも僕の聞こえるか聞こえないくらいの距離感で「中野さんってこうゆうところあるよね」「わかる〜」という会話が聞こえてくることを願っています。
みなさんこれからも仲良くしてください。