映画館に足を運ぶ

こんにちは、動画のサブスクはU-NEXT派の中野です。

2025年の個人目標の一つに「毎月映画館に行く」というなんとも文化的な目標を掲げています。
幸運なことに僕らが事務所を抱えている吉祥寺PARCOには映画館も併設されており、映画館までエレベーターの待ち時間を入れても1,2分の好立地です。

今年の1月〜6月で見た映画は下記の8本です。

[番外編]家で見てみて良かったやつ

  • 東京ゴットファーザーズ
  • 正欲
  • ある男
  • メタモルフォーゼの縁側
  • 侵入者等の晩餐
  • ウォンカとチョコレート工場のはじまり

いくつか印象に残った作品をピックアップさせていただきます!

型破りな教室

メキシコとアメリカの国境付近にあるメキシコでも一番と言っていいほど治安が悪い街にある学力が国内最底辺の小学校が舞台となっています。
東京で一番と言ってもいいほど治安に定評のある足立区出身の僕としては見ておく必要がある作品だなと思い映画館に降り立ちました。

そんな治安の悪い街の小学校に赴任したフアレス先生が型破りな教育をしていきクラス全体の成績をあげて国内トップのクラスにしていくという映画です。

フアレス先生は授業のカリキュラムをこなすはなく、子どもたちが疑問に思った事をみんなで考えていくようなスタイルとなっています。
その中でフアレス先生が徹底している事は

  • 助け舟は出すが答えもやり方も教えず自分たちで考える機会を与える。
  • 勉強出来る子できない子みんなが意見をしやすい環境を作る。
  • 君たちには可能性があると伝える。

きっと組織のマネジメント全般でも見習うべき所なんだろうなぁ。シンプルなのになぜか出来なかったりしますよね。

正体

正体

殺人事件の容疑者として逮捕された男(鏑木慶一)が脱走して逃亡犯となり、行く先々で素性を隠しながら、各地で出会った誰かと交流を重ねていく」という映画です。

「5つの顔を持つ逃亡犯」という言葉が使われている事もあり、人や場面によって違った名前や職業の顔を見せてはいるのですが、映画自体は主人公目線で描かれていて、見ている人から見ると一貫して「鏑木慶一」ではあり続けているように感じました。
僕らも5つくらいの顔はあるんじゃないかなとふと思ったり。
前に何かのインタビューで芦田愛菜ちゃんが「裏切られたのではなくて、それはその人が裏切ったわけではなくて、その人の見えなかった部分が見えただけ。」みたいなことを言っていたのをふと思い出しました。
ドラマver.もありそちらはそちらで面白かったです。

片思い世界

映画館の予告動画で、若手の実力派を3人キャスティングしてお金かかってそうな映画だな、くらいの気持ちで思っていたのですが脚本が坂元裕二だというではないか。ちょっと見てみるか。

タイトルや予告編の雰囲気から「なんか甘酸っぱい感じのあの感じでしょ」という心づもりでいたのですが、色々な意味で裏切られる作品でした。

色んな種類の予告編があるのですが、公式の予告編だけを見て他の情報を一切入れずにみるのがこの作品を一番楽しめる気がするので、もしまだ観てない人は参考にしてみてください。

そして、作品を見終わった後に改めて予告編を見ると「予告編を作った人天才なんじゃないか」と思う。そんな作品でした。
賛否のある映画のようですが、僕は映画を見た後3日間くらいは劇中歌に使用されている合唱曲の「声は風」をリピートしちゃうくらいでした。

まとめ

昔から映画となるとどうしても登場人物の心情を汲み取れきれず圧倒的なドラマ派だったのですが、徐々に限られた2時間の中でどう伝えるかを考えられている事がわかりこれはこれで良いものだなと感じるようになりました。

最近はYouTubeで予告編を見て、次見る映画選んじゃったりして。なんか良い趣味が見つかった気がする。

何かおすすめの作品があったら教えてください◎