好きな美術館を徒然なるままに

美術館に行くことが好きです。日常から少しだけ離れて、ちょっと特殊な雰囲気を味わえる、あの場所が好きです。そこで今回は思いつくままに、好きな美術館をピックアップしてみたいと思います。

アーティゾン美術館 Artizon Museum, Tokyo

まず、1つ目は東京駅から歩いて行ける美術館アーディゾン美術館。以前はブリジストン美術館と呼ばれていた美術館ですね。長いこと改修工事をしていましたが2020年に終わり新しい名前で開館しました。非常にコレクションのレベルが高くて「え、これも見れるの!?」ってレベルのものが、常設でいつも見れます。個人的にはジャコメッティの彫刻が見れるのが嬉しい。あとセザンヌ。ピカソやマティスもあります。

DIC川村記念美術館 | Kawamura Memorial DIC Museum of Art

2つ目は川村記念美術館。千葉の佐倉にあるのでアクセスは悪いですが、周りが公園になっていて、行くだけで癒やされるような環境です。何度か足を運んだことがありますが、良い展示が組まれています。東京駅から一本でいける高速バスも出ています。ここでジャコメッティの企画展が開かれ、めちゃくちゃ感動して、そこからファンになってしまった感じです。常設はマーク・ロスコの作品が見れるのもおすすめポイントです。

The Museum of Modern Art, Kamakura & Hayama 神奈川県立近代美術館

行くだけで癒やされる続きで、神奈川県立美術館。こちらは恥ずかしながら一回しか行ったことがないのですが、海が見える美術館で、めちゃくちゃ景観が良いです。子供が歩き始めて一緒に行った美術館なので、その思い出とともにピックアップ。ブルーノ・ムナーリの企画展で、この企画もめちゃくちゃ良かった。

東京国立博物館 – トーハク

はい、最後はトーハクこと東京国立博物館です。日本で最も長い歴史を持つ国立の博物館ですね。企画展もスケールが大きいものがやっていて(その分混むのが難点)、あまり美術館に行かない人でも一回は行ったことがあるのではないでしょうか。今回オススメしたいのは常設展。常設展といえば、多くの人が企画展で体力を奪われながら「ついでに見ておこうかな」で行くことが多いのではないでしょうか。ただ、さすがはトーハク。常設展だけでめちゃくちゃ数があるので、企画展からの常設展は体力的にかなり無理があります。ですので、常設展だけで行く機会を設けるのをオススメします。で、そのタイミングですがお正月がオススメです。国宝室という一ヶ月くらいの期間で、展示替えがある空間があるのですが、お正月は決まって長谷川等伯の松林図屏風が決まって展示されます。この絵が本当に素晴らしいので、ぜひともオススメです。一年の始まりがなんだか縁起の良い感じがします。

まとめ

はい、ということで今回は美術館を紹介してみました。忙しかったりすると、ついつい機会を逃してしまったりしますが、これからもちょいちょいは美術館には足を運びたいものです。