どうも、デザイナーの瀬戸です!
愛用していたフライパンが焦げつくようになり、新しいものの購入を検討していたところ、
料理人さんが鉄製の黒いフライパンを使っているのを見て
「かっこいいな~、僕も使ってみたい!」
そう思って勢いで購入し使ってみたのですが、 これが思いのほかすばらしい!
ずっと使い続けたいと思うほど気に入ったので、今回はそんな鉄フライパンの魅力について語っていき、最後におすすめのフライパンも紹介したいと思います。
1. 鉄フライパンの特徴とメリット
熱伝導率が高く、高温調理が可能!
鉄フライパンは、その名の通り鉄で作られたフライパンです。
鉄の何がいいかというと、その熱伝導率。
熱が伝わるのが早くて均一に熱が広がるので、食材をムラなく効率的に温めることができます。
なのでとにかく調理スピードが早いです!
それにとても高い温度までフライパンを温めることができるので、高火力で調理したいときに重宝します。
チャーハンや野菜炒めは強火でササッと炒められるし、ステーキやハンバーグを焼けば外はこんがり、中はとろとろレアに仕上げることができます!
僕のおすすめは目玉焼きですかね。
鉄フライパンで卵を焼くと、メイラード反応で白身の裏面にいい色の焦げがつき、この焦げがとても美味しいんです!
パリパリの白身ととろとろの白身、そして濃厚な卵黄が口の中で合わさると、最高の味わいを楽しむことができますよ。
耐久性が高く、一生使い続けることができる
・頑丈なので傷つかない
鉄はとても頑丈なので、ちょっとやそっとじゃ傷つきません!
たわしで力強くゴシゴシ洗ってもOKだし、金属製の調理器具を使っても大丈夫。
ターナーやパスタ用のトング、お好み焼きのヘラなんかでフライパンをこすりつけても何も問題ありません。
・一生使えてコスパ抜群
また、鉄フライパンは半永久的に使い続けることができます!
家庭でよく使われるテフロン加工のフライパンの場合、食材がくっつくのを防ぐためにフッ素樹脂のコーティングが施されていますが、これが剥がれると寿命になってしまいます。
なので数年おきに買い替えなければいけません。
対して、鉄フライパンはフッ素樹脂でコーティングするのではなく、
普段使っている油がコーティングの代わりになります。
油ならいくらでも自分で塗り足すことができますよね!
だから定期的に自分で油をならせば同じフライパンをずっと使い続けることができるんです!
鉄分を接種することができる
鉄フライパンで調理したものを食べると、鉄分を接種することができます!
なぜかというと、調理中に鉄フライパンの鉄分が食材へ移るからです。
鉄分は不足しがちな成分ですが、食材そのものやサプリから接種するのは少し面倒。
鉄フライパンで調理するだけで鉄分を接種できるのはとてもうれしいですね!
2. 鉄フライパンにデメリットはある?
メリットの多い鉄フライパンですが、やはりデメリットも存在します。
ただその対処法もあるので、そちらも一緒に紹介したいと思います!
重い
鉄は重い。
一般的なフライパンは700g~800g前後ですが、鉄フライパンは1kg前後あるのが普通です。
炒め物をするときにフライパンを振って食材を煽る事が多いと思いますが、1kg前後のものを片手で振り続けるのはとてもきついです。
重さのある鉄は重厚感があってかっこいいですが、世の中には1kg以下の商品もあるので、できるだけ軽いやつを買うのがおすすめです。
手入れが面倒くさいものが多い
鉄フライパンは、購入後使い始める前に「シーズニング」というものをしなければいけません。
具体的には、出荷前に表面にコーティングされた錆止め剤を「空焼き」で焼き飛ばす作業と、油をフライパンになじませて薄い油膜(油のコーティング)を作る「油ならし」という作業が必要になります。
油をなじませる作業を定期的に行い続けてフライパンを育てることを楽しむことができますが、これが人によっては面倒くさいと思ってしまうポイントですね。
ただ最近はこのシーズニングが不要な商品も売っているので、それを選べば大丈夫です!
3. 鉄フライパンの上手な使い方
鉄フライパンのデメリットを感じず、メリットを存分に活かすにはちょっとしたコツがいります。
油は多めに、よく温める
食材がくっつくのを防ぐため、油は思ってるよりも多く引きましょう!
また温度が低いのもくっつく原因になるため、1~2分しっかりと油を予熱してから食材をいれるようにするのもポイントです!
使ったらすぐに洗い、洗剤は使わない
出典:https://www.wahei.co.jp/reading/trivia/25857.html
作った料理をフライパンの中に放置すると、錆びてしまいます。
調理し終わったらすぐに保存容器などに移すのがいいです。
また、フライパンを洗うときはなるべく洗剤を使わないようにしましょう。
鉄フライパンのコーティングは油。
なので洗剤を使ったらこのコーティングも洗浄されてしまいます。
基本はお湯とたわしで洗い、汚れがひどいときだけ洗剤で洗って、洗剤で洗ったあとは油ならしをすると元どおりになります!
4. おすすめの鉄フライパン
僕が「使いやすい!」と思ったフライパンをいくつかご紹介します!
IH・ガス火 鉄フライパン(ニトリ)
公式:https://www.nitori-net.jp/ec/product/8943613s/
シーズニング:不要
重さ:908g
サイズ:26cm
価格:1,490円
シーズニング不要で、なおかつ安い!
しかも安いからといって性能が低いわけではありません!
色んな食材を香ばしく焼くことができます。
買ったあとすぐに使い始められて値段もお手頃なので、はじめての鉄フライパンにおすすめです。
フライパン「ジュウ」(藤田金属)
公式:https://jiu10.com/introduction.html
シーズニング:不要
重さ:755g~1,235g
サイズ:16cm, 20cm, 24cm
価格:6,600円~9,900円
こちらは取っ手が取れるのが特徴!
取っ手を外して本体と並べたときに数字の「10」に見えるのがおしゃれですね。
本体がまるでお皿のような見た目をしていて、食器への移し替えをせずにそのまま食卓へ出すことができるようになっています!
またこの本体だけにすればオーブン調理も可能!
フライパンとしての調理だけにとどまりません。
シーズニングも不要なので、使いやすさや見た目も気にする方はこちらがおすすめです!
4. 鉄フライパンを使ってみよう
今回は鉄フライパンの魅力とおすすめの商品について紹介しました。
いつもの料理を鉄フライパンで調理してみると、一味違った仕上がりを楽しむことができます。
ぜひこれを機に鉄フライパンを使ってみてください!