こんにちは!卯年生まれ、ディレクターのさわだです。
今回は、最近自分でもびっくりしているわたし自身の変化について、綴りたいと思います。
小動物が、にがてです
さて、見出しからわかるように、私は小動物が苦手です。
がっつり猫がモチーフの会社に勤めているわたしですが、実は、猫をはじめとして小動物が全般的に苦手なのです。
何かきっかけがあったわけではないのですが、物心がついた時からなんとなく苦手で、とにかく小さければ小さいほど苦手でした。
小学生の頃、友達の家に行って飼っているうさぎを紹介されたことがあるのですが、他の子たちが「可愛い!!」と大盛り上がりしている中で私は、
「怖い」「踏んでしまいそう」「なんかものすごい勢いでエサ食べてる」「目が怖い」「とにかく怖い」
と思い、みんなの中で一人だけ餌やりを断った思い出があります。
不意打ちのねこ
そんな私は数十年間、誰かに動物園に誘われても行かない、動物カフェに誘われても行かない、街を歩く犬や猫にも近づかない。そんなふうに穏やかに過ごしてきました。
ところが先日、弊社社長・春木さんの自宅でみんなで芸人のライブを見る、というプチイベントがあり、ご自宅にお邪魔したところ、家の玄関を開けるやいなやなんと猫がお出迎え。しかも2匹。
春木さんが猫を飼ってることなんてずっと前から知っていたのに……。忘れてた……。
芸人のライブなんて見ているどころではありません。
猫がとにかく、寄ってくる。
私のことを見てくる。
私のリュックをカリカリしている。
猫が近づいてくるたびに絶叫して周りに助けを求めていたのですが(春木さんごめんなさい)、
挙げ句の果てには、猫がわたしの膝の上に……。
早くライブ終わってくれ。そう思いながら過ごしました。
ねこが、気になる。
そんなこんなでその日は疲れ果てて帰宅したのですが、その日以来、
猫が、気になる。
猫になんの魔法をかけられたのか、春木さんの家で猫と出会って以来、猫が気になる。
街で見かける猫、ペットショップの猫、動物番組の猫、巷に溢れる猫グッズ……
ちょっとかわいいかも。
しつこいくらい猫に近づかれ、避けることもできない数時間を過ごした結果、
小さな動物にも個性があるということがわかり、少し親近感が持てるようになったのかもしれません。
ねこが、結構かわいい
いまでは、私の家には猫のクッションがあります。
久しぶりに自宅に遊びにきた母にも驚かれたほどです。
長年、”小動物が嫌い”を自身のアイデンティティとしてきたので、もう”小動物が嫌い”を言えなくなることには若干の葛藤があります。
ですが、今回自分の中に「猫」という新たな価値観を取り込めたことは非常に良い進歩です。
無限に視野を広げる、という自分の人生の目標に一歩近づけた気がしています。
おわりに
ここまで私のささいな進歩のお話にお付き合いいただき、ありがとうございます。
これからも、私の価値観がアップデートした際にはここでご報告いたしますので、
ぜひお楽しみに★