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空でクロール、ゆっくりと。
高度はそんなにない。
両手をゆっくりと動かす。
空気が重い、苦しい。
果てしなく、水色。
泳ぎ疲れて手を下ろす、足を止める。
落ちる、
と思ったけれど
木にひっかかった布きれみたいに
空の真ん中にぽつりと取り残された。
空を泳ぐ、
苦しい
悲しい。
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そんな夢を見たので今回のテーマは『空を泳ぐ』です。
空を飛ぶ夢を見ますか？
私はわりとよく見ます。
地面スレスレの低空飛行のときもあれば
そこそこの高さをゆっくり飛ぶこともあります。
空を泳ぐ話に『ノンちゃん雲に乗る』というものがあります。
主人公のノンちゃんは空を飛ぶのではなく空に落ちるのです。
そして空を泳ぐ。
1951年石井桃子さんによって発表されたこの児童書は
60年以上もたっても色あせない宝石のような物語です。
さて随分と回り道しましたが、
今回は空を飛ぶときにかけたら気持ちいいだろうなぁという曲をご紹介します。
POOLSIDE
なんといってもおススメはslow downという曲。
この曲を聴いていると起きていても空を飛んでいるような気分になれます。
ジャケットの静かさも好きです。
ビーチのような華やかさはなくてもう少しでシーズンが終わってしまうときのプールサイド。
爽やかそうでいて少し切なさを感じます。
Special favorite music
買いたてホヤホヤのこのアルバム。
気持ちがふわっと軽くなる音楽。
このジャケットのイラストの抜け感がまた素敵ですね。
iTunesに並んでいるとき真っ先に目をひきました。
おススメはBABY BABYです。
空を飛ぶときはこの曲をどうぞ。
