雨は嫌いではないですが、
雨の日に元気な曲を聴く気分にはなれないのです。
しっとりジャズとかしっとり歌謡曲なんかがいいですね。
もしくはデスメタルなんかも雨にはよく合います。
さて、今日は雨の日に聴きたくなる沁みるラップを3曲ご紹介します。
①スタア誕生/キングギドラ
『空からの力』というアルバムに入っています。
スターを夢見て上京した少女が騙されて堕ちるとこまで堕ちて孤独に死んでいく歌です。
高校生だった当時は結構衝撃的な歌詞内容だったんですよねぇ。
【歌詞】http://j-lyric.net/artist/a0201eb/l011c39.html
②路上/THA BLUE HARB
THA BLUE HARBは私の大好きなアーティストです。
この路上という曲はスラムにいる一人の少年の逃れられないカルマの歌です。
音楽というより物語ですね。
歌というより語りですね。
光を求めて暗闇から手を伸ばすのに運命は残酷でカルマは彼を逃さない。
何回聴いても苦しくなる。
【歌詞】https://www.musixmatch.com/lyrics/THA-BLUE-HERB/%E8%B7%AF%E4%B8%8A
③Candle Chant/DJ KRUSH
これは24歳の若さで亡くなったラフラというラッパーの為に書かれた曲。
歌っているのは先ほどあげたTHA BLUE HARBのBOSS THE MC。
ラフラについては
『ラフラ、24歳の遺言―あるラッパーの生涯』という本が出ているの興味があればぜひ。
この曲を聴くと晴れた日でも頭の中に雨が降る。
【歌詞】http://blog.livedoor.jp/tusk13/archives/10300132.html
この3曲どれも大好きです。
沁みるラップなんて単純な言葉にははまらないとても深くていい曲たちです。