中野さんに一眼レフの操作を叩き込もう。その1

前回のあらすじ

初めまして、コーダーの堀江24歳独身です。

この前、弊社Webディレクターの中野さんに

「『スマホ撮影のすすめ』とか言ってイッパイヨンデナ書いているけど、一眼レフは持ってないんでしょ。あんまり調子に乗っちゃあいけないよ。」

言われてしまいました。

「一眼レフは持ってないですけど…ミラーレス一眼ならあります…」

震える声で申し上げたところ、

「だったら使い方を教えてみなさいよ。せめてシャッタースピード・絞り値・ISO感度くらいならわかるよね?次のイッパイヨンデナでまとめてみなさいよ。」

面倒なことになりました。

Web業界は非常に厳しい世界です。非常に封建的です。上司の方々のご命令に逆らうなどとんでもないことです。僕はシャッタースピード・絞り値・ISO感度について、中野さんが納得するように流暢な日本語で説明しなければなりません。

取り急ぎ今回はシャッタースピードについて記事を書いていこうと思います。では参りましょう。

シャッタースピード#とは

シャッタースピード(SS)とは文字通りシャッターのスピードです。1/10(SS遅め)とか1/2000(SS速め)のような表記のされ方をします。この数値は、「1秒間をどのくらい細かく切り取るのか」という数値です。

これ以上言葉で説明するのは面倒なので、実際に撮影した写真を見ながら説明しましょう。

シャッタースピードを速くする(上げる)とこうなる。

シャッタースピードを上げたときの効果は大体下記の2点です。

➀動きのある写真を撮る際、被写体がぶれにくくなる。

➁写真に取り込まれる光が減るので、写真が暗くなる。

【撮影例】

ご覧の通り、水滴がぶれずにはっきりと写っています。SSを速くすることで、動きの速い被写体もはっきりと撮影することができるのです。

シャッタースピードを遅くする(下げる)とこうなる。

シャッタースピードを下げたときの効果は大体下記の2点です。

➀動きのある写真を撮る際、被写体がぶれやすくなる。

➁写真に取り込まれる光が増えるので、写真が明るくなる。

【撮影例】

ご覧の通り、光の線の様なものがたくさん写っている写真が撮れます。SSを遅くすることで、被写体がぶれやすくなるのですが、その特性を利用し光の跡を残すことができるのです。

以上。

かなりざっくりとですが、シャッタースピードの違いをご説明申し上げました。正直僕はここに書いてあること以上の知識はありません。なんとなくわかっていれば、なんとなく撮れてしまうので心配ありません。

というわけで次回は絞り値の説明です。文章を書くのが苦手なので、今回は言葉でうまく説明できないところを写真でごまかしました。次回も写真でいい感じにごまかせるよう、いい感じの写真を撮っておこうと思います。

※本ブログはフィクションです。登場する人物・団体・名称等は実在するものもありますが、あまり真に受けないでください。