鳥取に行ったのに砂丘には行かない

こんにちはディレクターの中野です。

2019年からイッパイアッテナが吉祥寺で創業してから、僕も吉祥寺という街にお世話になり続けて早5年。
そろそろ吉祥寺という街に何か還元していけると良いなとか思い出し始めた事がきっかけで、今年から地域のイベントに参加させていただいたり、地域の方々と交流したりさせていただいております。

仕事だと同業種の方やクライアントさんとの交流はあるのですが、少し環境を変えてみるといろんな方・いろんな考え方に触れる事が出来て新鮮ですね。

そんな中、何事もあまりNoと言わないように心がけていたら
「鳥取県のとある市に行って、地域の課題と向き合おう。」というお誘いをいただきました。

鳥取。。

正直砂丘しか知らない。

とりあえず行ってみましょう…!という事でいざ鳥取へ。

鳥取へ出発

鳥取県には東に鳥取市と西に米子市という2大都市があります。

そのちょうど間に位置する鳥取第3の都市「倉吉市
まずは羽田空港から鳥取空港に移動!

鳥取砂丘コナン空港と名前にコナンが入るくらいですので、到着するとコナンがお出迎えしてくれます。

作者の「青山剛昌さん」が鳥取出身で鳥取の活動にすごく協力的なようで、この空港にコナン好きの方が来たらきっとお喜びになられるでしょう。
ちなみに鳥取にもう一つある空港も「米子鬼太郎空港」という名称で、鳥取はアニメとの関わりがある街のようですね。

何が課題なんだろう

会議室にて鳥取県の方から現状の課題についてヒアリングさせていくちょっと真面目な時間。
他の地方と同様で住む人が減っていく。訪れる方も減っているなど、人口減少が大きな問題になっているようだ。

いざ倉吉市へ

住む人が減っている。訪れる人が減っている。
なぜそんな事が起きているのだろう。どうやったらそれを変える事が出来るのであろう。
ひとまず街を実際に見てみて感じてみるのが早いだろうという事で、実際に現地のものを見たり他食べたりしてみよう。

もちしゃぶ

餅をしゃぶしゃぶするだけでしょう。
そう思ったあなた。

そう、まさにその通りです。

ただ薄くスライスされた餅をしゃぶしゃぶするだけです。
でもこれが想像に5倍くらいは美味しいのです。きっと長年にかけて餅にあう出汁を研究するようなこだわりがすごい店主がいるのでしょう。

街並み

江戸時代から大正時代にかけて建築された古い商家の町並みとが並んだ通りです。
歴史的な建造物もありながら、その中に少しおしゃれはカフェがあったり、海外の方は喜びそうな街並みとなってます。

倉吉ビール

見た目怖そうだけど、すごくマイルドなオーナー福井さん。
この倉吉ビールを作ったきっかけも面白く。

キリンビール設立発起人の「磯野長蔵」という方が倉吉市の出身で、倉吉市の苦学生の為に奨学金制度をつくるなど地域のために貢献されましたらしく、その地元愛を多くの人に知って欲しいとの思いで、いつか倉吉でビールを醸造したいと思い、倉吉ビールを始めたようです。

ビールの種類は季節限定のものなど新しいものを展開しながら、色々展開しているようでした。店舗にはカウンターで福井さんとお話ししやすい空間となっているので、1種ごと話を聞きながらビールを楽しめて楽しい場所となってます。

鳥取県立美術館

来年3月に倉吉市に県立美術館がオープンされるようです。
これは県内外の人が今より訪れる機会が増えそうな施設ですね。

今回は特別に美術館立ち上げ担当の方に施設を見ながらお話を聞く事が出来ました。
オープン前なので詳しい事が書けないのですが、コミュニケーションを発生させる事を大事にしている美術館となるのでこれからどのようなイベントが行われていくかが楽しみです。

まとめ

実際現地に足を運んでみると一つずつのスポットやお店は行く価値があるように感じました。

「知らなかったけど、行ってみたら楽しかった」
こんな一言が正直な感想となるのですが、きっと同じような感想を持たれている地方都市も色々あるんだろうなと感じました。

しっかり良さを広げていく、認知を広げていく。

この課題を解決出来ると地方都市をより活性出来るのであろう。