ポーカーを通じて知った国々と出会いについて。

みなさんこんにちは、春木です。
数年前は狂ったようにポーカーという趣味に埋没していた私も、分別を覚え、
仕事や友人との交流などの日常とポーカーとの折り合いをつけることに成功しました。
また、ポーカーという趣味は、ぼくの仕事や人生にも多くの恵みや出会いをもたらしてくれました。

そんな僕の、ポーカーをやる機会は概ね以下の3つになります。

1)仲間たちとのハウスゲーム
気の置けない仲間たちと、週に1,2回楽しくポーカーをします。

2)国内の大型大会
3か月に一度行われる大型大会に参加します。
それ以外にも、興味がわいた(楽しそうな)大型大会には、日程が合えば参加したりします。

3)国外の大型・中型の大会やカジノ
アジア諸国を中心に、旅行がてら国外の大会に参加したり、カジノでキャッシュゲームを楽しみます。

僕のライフスタイルと感性に大きく影響を及ぼしたのは、主に3)です。
シンプルに、海外に行く機会が増えました。

ITという職種は、ポーカーとの親和性が高いと思います。
わりとどこの国にいても、wifiさえあれば、わりと仕事ができる!
昼夜・平日休日問わずに作業ができる!
ITという職種を選んでよかったな、と思っています。

さて、ここ数年でポーカーを目的として行ったのは以下の通りです。

韓国 3回(うち一回済州島)
台湾 3回
マニラ 1回


うーん、偏っていますね。

カジノやポーカーの大会があっていきやすい国、ベスト3っていう感じです。

僕は昔からいろいろな国に旅行に行っていますが、観光は好きじゃありません。
有名な〇〇寺や〇〇の塔なんか見たって、たいして心に響きません。(そういう性分です。)
なので、そのかわりに、その国の下町を歩いたり、スーパーマーケットに行ったり、地元のバーに行ったりして、
その国に流れている空気や、人のことなどを感じたりします。
あとは、おいしいごはん屋さん!結構リサーチして、いろいろなお店に行ったりします。

そういう僕にとって、ポーカーという、その国の人を知れるツールがひとつ増えたことはすごく幸運でした。
1日ポーカーをしていると、その国のプレイヤーと話す機会も多くなります。(こういうとき、英語が話せてよかったな、と思います。大学をアメリカにしたことが、こんなところで生きるとは思っていませんでした。)
その国の人と、共通言語(ポーカー)を通して話ができるのは、とても楽しい。
また、大会にはさまざまな国からプレイヤーが集まっているので他国の人を知れる機会も多いです。

気さくな台湾のプレイヤー、裕福な中国のプレイヤー、明るいフィリピンのプレイヤー…、いろんな国で、いろんな人と出会えます。

寺山修司は、「生きることは、出会うこと」だといいました。

生きることは「出会うこと」です。
それをおそれて一体何が
はじまるというのでしょう、

旅をしてみる、
新しい歌をおぼえてみる、
ちょっと風変わりなドレスを着てみる、
気に入った男の子とキスしてみる、
寝てみる、失恋もしてみる、
詩を書いてみる-

一つ一つを大げさに考えすぎず、
しかし一つ一つを
粗末にしすぎないことです。

寺山修司『ぼくが狼だった頃』より

さて、この一期一会のポーカーというゲームは、出会いにドラマをくれます。
異国で新しい人に出会い、料理に出会い、文化に出会う。
そうして、それらすべてにさよならを言う。
それが仕事に生き、人生に生きる。
そんな循環を、ストーリーを、大げさに考えずに、けれども、粗末にしすぎずに、
紡げていけたらな、なんて思いました。

次回は、各国々の街並みや料理、カジノなんかを紹介していければな、と思います。
それでは、またの機会までさようなら。