こんにちは、パーマに3時間の施術時間をかけている中野です。
僕は前の記事でも紹介した通り、今年武蔵野青年会議所ブランディング確立会議副議長という役職をさせていただいています。
今年はいくつかブランディングに関わる取り組みをしてきましたが、
その中でも、いちばん大きかったのが
武蔵野青年会議所のMVV(Mission / Vision / Value)を作ったことでした。
・なんで作ることになったのか
・どうやって決めていったのか
・やってみて、何が少しずつ変わってきているのか
せっかくなので、そのあたりを書いてみようと思います。
そもそも、武蔵野青年会議所にはMVVがなかった
これまでの武蔵野JCは、
「何を目指して活動しているのか」
それがはっきりと言語化されていませんでした。
入会動機も本当にバラバラで、
- 先輩に誘われたから
- 吉祥寺で事業を始めたから
- 地域のイベントに関わりたかった
- 正直、先輩が怖くて断れなかった(笑)
みたいな理由が普通でした。
活動目的も
「地域のイベントをやる」「呼ばれたから行く」のように“何のためにやるか”がなんとなく目線が揃っていない状態。
その結果、一部の人は強い想いで動いているけど、
それが全体には伝わらず、各自がそれぞれの解釈で活動している。
そのままよりはその想いがしっかり全体で共有できた方が組織として強くなるよね。という話になりました。
だから、インナーブランディングからやることに
「外に向けて何かを発信しよう」となる前に、
まずは中の人が、自分たちの言葉で語れる状態を作ろうというのが、ブランド確立会議のスタートでした。
いきなり立派な言葉を作るのではなく、
- なんで入会したのか
- なんで今も続けているのか
- 武蔵野JCのどんなところが好きなのか
現役メンバー一人ひとりの想いを聞いていく。
さらに、
- 長年関わってきたOBの方の話
- 過去の設立資料
- 当時、どんな課題意識でこの団体が生まれたのか
そういったものも丁寧に読み込みました。
「未来から逆算」ではなく、
「積み重なってきた想いから骨組みを見つける」
そんなやり方で進めてみました。
Missionは「武蔵野をつないで、セカイをひらく」
そうやって見えてきたのが、このMissionです。
「武蔵野をつないで、セカイをひらく」
武蔵野という地域には、
- 人
- 企業
- 行政
- 他の地域諸団体
- 歴史
いろんなものがすでに存在しているので、それらを“点”のままにせず、つなげる役割を担うこと。
そして、その先に地域の外、セカイへとひらいていく。という想いを込めてmissionを設定しました。
Visionは「地域との共創を実現できるリーダーの輩出」
では、そのMissionを実現するために、武蔵野JCはどんな状態であるべきなのか。
それを言語化したのがVisionです。
「地域との共創を実現できるリーダーの輩出」
ここで言っている「リーダー」は、単に先頭に立って引っ張る人、という意味ではありません。
武蔵野をつなぐ、というMissionを考えたときに必要なのは、
自分の想いを一方的に語れる人ではなく、その想いに共感してもらい、「一緒にやりましょう」と言ってもらえる人だと思いました。
地域には、すでにたくさんの団体や活動している人たちがいます。
その中で、「我々武蔵野青年会議所ががやります」ではなく、「一緒にやりませんか?」と言えること。
そして、共創が生まれること。
そういう関係性をつくれる人が増えていくことがMissionを叶えるためには一番大事なんじゃないか。
だからVisionは、単にリーダーを育てる、ではなく、
地域との共創を実現できるリーダー、としました。
Valueは、みんなで出した「行動の約束」
MissionとVisionが決まったあと、
次にやったのがValue(行動指針)の策定です。
ここはトップダウンではなく、
メンバー全員で出し合いました。
- どんな行動が武蔵野青年会議所らしいのか
- どんな姿勢で活動したいのか
出てきた言葉をひたすら書き出し、
似ているものをまとめ、何度も議論して、最終的に5つに整理しました。
- 全力で楽しむ
- 強みを活かし合う
- 仲間と前向きに
- 感謝と笑顔を忘れずに
- 自ら声をかけ、足を運ぶ
どれも派手な言葉ではないですが、
「武蔵野青年会議所っぽさ」がちゃんと詰まっています。
これをしっかり行動として意識することで、visionにある地域との共創を実現できるリーダーになっていくと考えました。
判断軸ができると、組織は少しずつ強くなる
MVVを作って、すぐに何かが劇的に変わるわけではありません。
でも、
- この企画はMissionに沿っているか?
- この行動はValueを体現しているか?
そうやって判断する軸ができました。
「なんとなく」ではなく、
「自分たちはこういう団体だから」と語れる。
これからこのMVVをどう浸透させ、どう体現していくか。
そこが次のフェーズだと思っています。
そして、これは会社でも同じだと思っている
そして、これは会社でも同じだと思っています。
今回、武蔵野JCでMVVを作ってみて、
「これ、会社でもよく見るやつだな」と何度も思いました。
会社も、団体も、
本質は本当に同じだと思います。
そんな経験もあって、イッパイアッテナでは
「カイシャデザイン」というサービスを始めました。
皆さんの会社のMVVを一緒に作りながら、
・なぜこの会社が生まれたのか
・どんな強みがあるのか
・これから何を大事にしたいのか
そういうところを、ちゃんと掘り下げて言語化・可視化していきます。
まとめ
MVVは「作って終わり」ではありません。
むしろ、作ってからがスタートです。
もし、
- 自分たちの会社の軸を言語化したい
- なんとなく続いている組織を見直したい
- もっと強いチームを作りたい
そんなことを考えている方がいたら、一緒に組織を強くするお手伝いをさせていただきますので、ぜひ一度、声をかけてください。