【デザイン編】バレンタイン2022のスペシャルサイトのデザインについて

みなさん、今年のバレンタイン企画のサイトは見ていただけましたか?

今回のサイトのデザインがなぜこの形になったのかを言葉にしてみたいと思います。

 

今回のトンマナ

バレンタインのサイトということで、最初はピンクをベースにデザインを作成していました。が、なんだかしっくりきませんでした。

今回私たちが伝えたかった愛は、真っ赤に燃え上がるような愛でもなく、
王道ピンクのキュートな恋心でもなく、

「いつもありがとうの感謝」だったからです。

それぞれの感謝には、いろんな思いがあったので、次は虹色のようなカラフルなデザインにしていました。

ですが今回の感謝は、すごく大それた感謝ではなく、〇〇をしてくれてありがとう。いつも助かってるよのじんわりとした少し暖かい気持ちになるような感謝です。そのため、暖色系のみで構成し、淡いクリーム色をベースに気持ちを伝える手段の一つである手紙をモチーフに作成しました。

 

ロゴデザイン

ロゴは、学生時代に手紙交換をしていた頃に使用していたような色とりどりのペンで書いたようなデザインに

背景には温かみを出すべく、紙の質感のテクスチャを敷いています。

 

アニメーション

最後の手紙につけているハートの動きはドキドキした動きではなく

ゆったりとした動きでごきげんな動きにしています。

 

イラストたち

手紙の暖かさをWebで伝えるべく、手描きのねこさんたちに沢山登場してもらいました。ほんとにたくさん!2週間という期間で、これだけのイラストを描けるメンバーがいるのはイッパイアッテナの誇りです。

 

あそびゴコロ

そして、イッパイアッテナのサイトに欠かせない遊び心を。

「イッパイの愛を」を押すとハートが飛んでいきます。正直、この機能を入れることで、工数も増すし、尚且つ売り上げには直接現れないような機能、そして誰かに頼まれているサイトではないことを知りながら、さらに機能を追加してしまうのが私たちです。10回に1回、ハートを持った猫が登場するので押してみてください。

 

アイデアが湧いてくるためにしてること

こうしたあそびゴコロのアイディアをいざというときに思いつくために
常日頃から、頭の中で掛け算をしています

専門学校でデザインを学んでから、気づいたら日常生活で自然と考えるようになっていました

普通ではありえないでしょと思うことを頭の中で実行してみて、どんな結果になるかを想像するのです。

このとき、否定することは禁止です。

自分が生きてきた中ではありえないものが、誰かにとっては宝物の可能性があるし、発想の原点がどんなものでも、そこから飛躍してたどり着きたかった答えに導かれることがあるからです。

 

例えば、ごはんにチョコかけてみるとどうなるでしょう?

「ごはんに甘いものをかけるなんて、美味しくなさそう」「ちょっとなんだか気持ち悪い」

と、思う方が多いのではないかと思います。

でも、原料を辿ると、チョコ大福とほぼ同じなんですよね。
一つの側面から見るとありえなそうな組み合わせのものも少し分解したり、何かを追加すると素敵なものになったりします。

こうして、頭の中にほんの少しのよぎった思考を潰さずに、否定せずに発想を膨らませてみることで、連想ゲームのように新たなアイデアをだせる脳のつくりになっていくので、アイデアがなかなか出ないなあと悩んでいる人は日常での掛け算を習慣にしてみてください。