先日、気が付いたことがあったのでここに書き記しておきます。
僕は週休二日で働いています。おそらく、日本の大多数の社会人は、週休二日で働いていることでしょう。
つまり、僕たちは、僕たちのための時間を1週間で2日、持つことができます。
2日のうちに、街に出かけたり、掃除・洗濯をしたり、気のきいた料理を作ったり、ゆっくり読書をしたり、クロケットをしたりします。
僕たちは英気を養います。
残りの五日間は、僕らは仕事をします。
仕事とはつまり、誰かのために頑張る時間です。僕たちは、お給料のためと同時に、お客さんや、社会や、会社の仲間のために仕事を頑張ります。
つまり、僕たちは他人のための時間を、1週間で5日間持っています。
2日間、自分のための時間を持ち、5日間、他人のための時間を持つ。
仕事をしすぎても、目的なく休みすぎても、人は人としてつまらなくなるものです。
これは実は、結構大切な黄金比なのではないでしょうか?
他人のために頑張って、その半分くらいの時間を自分のために使う。そうやって日本中の人たちが生きていると思うと、
なんだ、みんなけっこういいやつじゃないか、なんて思ったりもします。
自分ひとりのことしか考えてへんときは不幸なもんや とは、灰谷健次郎の『太陽の子』に出てくる言葉ですが、週に5日は人のことを考える機会がある、というのは案外幸せへの道なのかもしれません。
この2:5の法則を守って、いいバランスで仕事をしていこう、というのが今回の僕の提案です。
P.S. 夏休みが楽しみです。