この記事は、
【コンビニ レモンサワー飲みくらべ】レモンサワーこれがうまい！【前編】
【コンビニ レモンサワー飲みくらべ】レモンサワーこれがうまい！【後編】
からの続きになります。
レモンレモーン！
コンビニで売っているレモンサワーを飲み較べるこのシリーズ、前回の【後編】で、書き切った気分でいたのですが、脱稿直後に無視できない新作がリリースされ、これは書かねば、という使命感で週末にキーボードを叩いている所存でございます。ご査収ください。
じゃ、次、いってみよー！
■評価基準(5段階)
- 酸っぱさ: 酸っぱいと感じるほど高い
- 甘さ: 甘いと感じるほど高い
- レモン度: 果実味を感じるほど高い
- ダイエット度:カロリーが低いほど高い
- スッキリ: 後味爽やかと感じるほど高い
- お酒感:アルコール度数が高いほど高い
■キリン 麒麟特製 レモンサワー ～追いレモン潤沢仕立て～
この記事でも紹介した、「氷結」「本搾り」という確固たるブランドを持つキリンが更に投入した新ブランド「麒麟特製」シリーズの中核となるレモンサワー。
個人的にレモンサワーの系統には2種類あると思っていて、
レモンシロップを炭酸とお酒で割るレモネード系と、
炭酸+酒にレモンを絞るサワー系に分けられると思うのですが、
こちらはその2つのハイブリッド。
果実を12時間以上煮詰めた「うまみエキス」+レモン一搾りという製法でコクとレモンの爽やかな香りの両立を狙っている感があります。度数が9%と高めながらバランスよく、重層的なレモンのうまさを感じられます。
個人的には、「本搾り」のストレートなレモン果汁感の方が好きなのですが、見方を変えれば、同メーカーブランド間での差別化に成功しており、さすがキリンという出来栄えです。
ちょい甘系のサワーが好きな方にはガッツリ刺さるかも？！
■アサヒビール THE檸檬クラフト グリーンレモンチューハイ
https://www.asahibeer.co.jp/thecraftrtd/
近年のレモンサワー商品を見直した私感ですが、長らく一強体制だったキリン氷結の牙城を、2019年のサントリーこだわり酒場レモンサワー、2020年のコカ・コーラボトラーズ檸檬堂という2大商品の飛躍が切り崩し、群雄割拠の様相を呈しています。
そこに再度、キリンが天下を取るべく投入したのが「麒麟特製」ならば、ビールの絶対王者アサヒビールからの新ブランドがこちら、「THE檸檬クラフト」です。
セブンイレブン限定販売という、コンビニが缶レモンサワーの主戦場なんだと言わんばかりの意気込みもさることながら、製法もレモンオイル/レモンスピリッツ/凍結ピールエキス/瀬戸内レモンエキス/シチリアレモン果汁からなる5重檸檬を謳う、気合の入りよう。
ボトルも缶コーヒーなどで見かける広口スクリューキャップを採用していて、香りを飲んでくれ！というメーカーの声を感じます。
さて、肝心の味わいですが、「THE檸檬クラフト」2商品のうち、こちらのグリーンレモンは早摘みレモンの青み、酸味を意識したバランス。角のない飲みやすいバランスですが、しっかりとグリーンレモンのアクセントがあるとてもよい出来です。香り高さでいえばかつてない出来栄えといっても過言でないのでは。甘みを抑えている分、どうしてもアルコール感がありますが、爽やかさという点で1st choiceになりうる1本です。
■アサヒビール THE檸檬クラフト 極上レモンチューハイ
https://www.asahibeer.co.jp/thecraftrtd/
2商品からなる「THE檸檬クラフト」のもう1本がこちら、極上レモンチューハイです。グリーンレモンというこれまでにないフレーバーと比較して、やや甘めコク強めに軸を置いた王道を往くレモンチューハイ。若干のとろみ、甘さがありつつもレモンの酸っぱさ、爽やかさをしっかり残したバランス抜群の商品。個人的にはグリーンレモンの方が好きですが、こちらの方が多くの人に受ける味のように思います。
俺スキ総評
① キリン 麒麟特製 レモンサワー ～追いレモン潤沢仕立て～
俺スキ ★★★☆☆
② アサヒビール THE檸檬クラフト グリーンレモンチューハイ
俺スキ ★★★★☆
③ アサヒビール THE檸檬クラフト 極上レモンチューハイ
俺スキ ★★★★☆
今回、3商品だけですが、今、おすすめしたい新商品を紹介しました。
これだけ各社から力の入った新商品が続くと、今後の趨勢を読むのは至難ですが、
・コカ・コーラ ボトラーズ 檸檬堂
・サントリー こだわり酒場レモンサワー
・アサヒ THE檸檬クラフト
の三国鼎立状態に突入するかも…？！
今回の3本はどれも美味しかったですが、
自分はやっぱり、酸っぱい！さっぱり！本搾りレモンを推していきます！
