Shopifyを運営するにあたり、「ベーシック」「スタンダード」「プレミアム」の3つが基本プランとして主に使われています。
他にも、月額$9の最安価な「ライトプラン」や、大量販売を行う事業者向けの「Shopify Plus」というプランもあり、5種類のプランの中から選べるようになっています。
今回は、「Shopifyってよく聞くようになったけど、料金プランがわからない。」「それぞれのプランってどんな違いがあるの?」「そもそも、わたしに合った料金プランってどれなんだろう…?」そんなギモンを持っている方向けて、各プランの紹介と比較をしていきます。
目次
1.各プランの月額と取引手数料の比較
上記でも説明したようにShopifyには
- ライトプラン
- ベーシックプラン
- スタンダードプラン
- プレミアムプラン
- Shopify Plus(ショッピファイプラス)
という5つのプランが存在しています。ショップの規模に合わせて自分に合ったプランを選定しましょう。
Shopifyを利用してECサイトを運営するとなると、各プランの月額利用料に加え、Shopify運営に支払う商品売買の取引手数料が発生します。
また、プランのグレードが上がるとショップ規模が大きくなるため各取引手数料は下がります。
■各プランの取引手数料の早見表
さらに、どのプランを選んでも、以下の項目は変わりません。
■どのプランを選定しても変わらない項目
- 初期費用が不要
- 商品登録が無制限
- 14日間の無料トライアル
- アップグレード、ダウングレードのプラン変更、オプション機能の追加はいつでも可能
- 月額契約の他に、年間契約(1〜3年)のプラン有り
- 年間費一括払いで、月額ディスカウント有り(1年契約は約10%、2年契約は約20%、3年契約は約25%の月額ディスカウント)
各プランの金額がわかったところで、つぎはプランごとに詳細なご紹介をしていきます。
2.ライトプラン
ライトプランは、ECサイトの構築よりも、個人のホームページ・SNS・ブログを基に商品売買を始めたい方や、カートボタンのみを必要とされる方、EC利用で最小限に費用を抑えたい方におすすめのプランです。
■ライトプランの特徴一覧
- 月額料金 US$9(約¥1000 /2020年8月現在のレート)
- ECサイトを構築する機能は無し
- 既存のホームページやSNS、ブログにカートボタンの設置が可能
- 既存のホームページやSNS、ブログをECサイトとして代用が可能
- 他プランと大差ない機能が充実した管理画面の使用が可能
- オーナーアカウント+スタッフアカウントを2つ管理可能
3.ベーシックプラン
ベーシックプランは、を始めたばかりで、これからECサイトの運営をし、月商500万円以下、サイト運営を1〜3人程度で回せる小規模管理を希望される方におすすめのプランです。
また、ライトプランにはない「集客レポートやマーケティングレポート」などの機能が利用できるため、レポート分析で「マーケティング戦略を練る」こともできます。
■ライトプランの特徴一覧
- 月額料金 US$29(約¥3100 /2020年8月現在のレート)
- ECサイト初心者向け
- ECサイト構築機能のあるプランの中で、最安価
- 集客レポートやマーケティングレポートなどの利用が可能
- オーナーアカウント+スタッフアカウントを2つ管理可能
4.スタンダードプラン
スタンダードブランは、既に実店舗を持ち、ECサイトでの事業拡大を目指し、月商5000万円以下の方におすすめのプランです。
サイト運営のスタッフアカウント数を5つ管理でき、複数で役割分担が可能なので複数人で商品登録や運用をしたいという方にはもってこいのプランなのです。
また、プロフェッショナルレポート機能が使用できるため、「リピーター」や「海外顧客」のデータ取得などができます。そのため商品の売れ行きや客層の把握ができ、商品開発や戦略などに役立てることができます。
■スタンダードプランの特徴一覧
- 月額料金 US$79(約¥8400 /2020年8月現在のレート)
- 売上が増えてきて、ECサイトで更に事業拡大を目指す方向け
- 中規模事業で、複数人いるチームでのECサイト運営が可能
- リピーターや、海外顧客のデータ取得が可能
- オーナーアカウント+スタッフアカウントを5つ管理可能
5.プレミアムプラン
プレミアムプランは、既に収益実績があり、ECサイトの運営経験を持ち、月商5000万円以上の方におすすめです。
サイト運営のスタッフアカウントを15個管理でき、商品管理や注文処理など細かく役割分担する事でスムーズな運営をすることが可能なため、スタンダードプランよりも運営規模が大きい企業の方向けとなります。
また、カスタムレポートビルダー機能が使用できるため、「ネット広告やその他の流入経路の確認」「マーケティング戦略の分析」など運営の改善にも役立ちます。
■プレミアムプランの特徴一覧
- 月額料金 US$299(約¥32000 /2020年8月現在のレート)
- 収益実績があり、ECマーケティングに力を入れたい方向け
- 大規模事業で、細かく役割分担をしてECサイト運営が可能
- ネット広告やその他の流入経路の確認が可能
- オーナーアカウント+スタッフアカウントを15個管理可能
6.Shopify Plus(ショッピファイプラス)
ショッピファイプラスは、国際向けの地域別ストアを複数持ちたい方や、短時間で大量の商品取引がされるBtoBの卸売販売をするストア開設を望む方におすすめのプランです。
スタッフアカウントも無制限で、多数でストアの管理が可能であるため大規模の企業に向けたプランとなります。
さらに、「チェックアウトページに記入項目や機能を追加」「ワークフローの自動化」「Shopify Plus専用アプリでバナー切替や価格の時限設定ができる」など他プランと比べ大幅に機能が拡大している点でも、大きいストア開設に向いているプランとなっています。
■Shopify Plus(ショッピファイプラス)の特徴一覧
- 月額料金 US$2000~(約¥213000~ /2020年8月現在のレート)
- エンタープライズ(大規模法人組織)向け
- 他プランより、大幅に拡大した機能を搭載、大量の注文処理が可能
- オーナーアカウント+スタッフアカウントを無制限管理可能
7.まとめ
今回の記事では、「ライトプラン」「ベーシックプラン」「スタンダードプラン」「プレミアムプラン」「Shopify Plus(ショッピファイプラス)」の5つのプランとその料金について比較しました。
Shopifyの5つのプランを利用すると月額利用料や取引手数料が発生し、プランによってその額面が変わってきます。各プランの機能を知って自分に合った規模のプランを見つけましょう。
「どのプランにもほしい機能があって迷ってしまう…」そんな方は、プランのアップグレードはせず、少額で他プランの欲しい機能だけをオプション追加するとスムーズです。
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