Googleのスプレッドシートで表の中の個数を数える

こんにちは、ディレクターの山本です!
今回はスプレッドシートで、特定の何かの個数を数えたいときによく使うCOUNTIF関数をご紹介します。

見本に表を用意しました。

この表でやりたいことは3つ。

1)電車の人、バスの人、徒歩の人を数える(条件一致の時)

2)交通費が500円以上の人の人数を数える(比較をする時)

3)”アルバイトかつ電車の人”、”正社員かつ電車の人”の数を数える(複数条件の場合)

順に見ていきます。

1)電車の人、バスの人、徒歩の人を数える(条件一致の時)

電車の人が何人いるか、バスの人や徒歩の人がそれそれ何人か数えたいだけの時の数式は

=COUNTIF(検索するセルの範囲,”条件”)

となります。

今回の表では交通手段はB列の5行〜12行目、電車の条件の時に数えるので

=COUNTIF(B5:B12,”電車”)

となります。
バスの場合は検索条件の部分が”バス”に、徒歩の場合は”徒歩”と指定してあげます。

2)交通費が500円以上の人の人数を数える(比較をする時)

**以上や**未満などの条件をつける際は、比較演算子を使います。

COUNTIF(検索するセルの範囲,”条件”)

(1)で説明した数式と同じですが、今回は条件に演算子が入ります。
今回の条件は**以上、**未満という条件でした。

500円以上の人は以下のような数式になります。

=COUNTIF(C5:C12,”>=500″)

500円以下の人はこんな感じ。

=COUNTIF(C5:C12,”<500″)

比較演算子はそれぞれ下記で指定できます。

演算子使用例 意味
>“>10”10より大きい
>=“>=10”10以上
<“<10”10より小さい(未満)
<=“<=10”10以下
=“=10”10に等しい(同じ)
<>“<>電車”電車に等しくない

3)”アルバイトかつ電車の人”、”正社員かつ電車の人”の数を数える(複数条件の場合)

複数で条件指定する時の数式は以下のようになります。

=COUNTIFS(検索するセルの範囲,”条件①”,検索するセルの範囲,”条件②”)

複数なので、COUNTIF”S”となるのにご注意ください。あとは , で区切るだけです。
今回はアルバイトかつ電車の人でした。(アルバイトかつバスの人などは対象外)

=COUNTIFS(B5:B12,”電車”,D5:D12,”アルバイト”)

となります。

まとめ

数式や演算子を覚えてしまえば難しいことはありません。
表を使って計算をしたい時にとても便利なので、ぜひ使って効率のよいシート作成をしましょう!
ディレクターの山本でした。