【Adobe XD】スタックとは?オブジェクトのレイアウト調整をより直感的に実現出来る!

こんにちは、ディレクターの中野です。
2020年6月のAdobe XDのアップデートでいくつか新機能が追加されました!
その一つに「スタック」という機能があります。今回はこの「スタック」について紹介出来ればと思います。

スタックとはどんな機能?

Adobe Blogでは下記のように定義されております。

XDでエレメントのグループやコンポーネントを扱うための新しい概念がスタックです。
スタックに新しくオブジェクトを追加したり、逆に削除したり、あるいはスタック内のオブジェクトを拡大あるいは縮小すると、他のオブジェクトの配置も、互いの間隔を保ちながら新しいデザインに自動的に適応します。

言葉だけだと少し難しそうですね。。「百聞は一見にしかず!」一度触ってみましょう!
実際触ってみて出来る事を簡単にまとめると

コンテンツの入れ替えを直感的にでき、余白などを自動で調整してくれる。

ヘッダーやサイドバーの作成の時に力を発揮出来そうだなという感想です。
実際にサイドバーを使って、スタックの機能を試してみます。

スタックの使い方

まず下記のようにサイドバーの要素を作成したら、
全ての要素を選択してグループ化→xd画面右側のメニューで「スタック」にチェック

XD 新機能 スタック

コレで準備はOK!
このまま変更がかからずに納品まで進めば「スタック」の出番はないのですが、そうもいかないのがWEB制作の現場。

早速下記のような要望が来ました!!

パターン1.要素を減らしたい

XD 新機能 スタック

このようなやりとりは実際の現場でもよくあるかと思います。
スタック機能を使用していないときは「オブジェクトを削除してから余白の調整する。」というフローになるのですが、スタック機能では「オブジェクトを削除」すると自動で余白も調整してくれます。

 

パターン2.順番を入れ替えたい

XD 新機能 スタック

こんなときも直感的に変更できます。

パターン3.項目を追加したい

XD 新機能 スタック

こんなときも簡単に追加が出来ます。
まず、追加したい項目と同じ大きさのオブジェクトをコピーしてからペースト。そして文字を変更する。

 

まとめ

「スタック」の基本部分いかがだったでしょうか?
今回はサイドバーで例をご紹介させていただきましたが、他にも力を発揮出来そうな機能かと思います。

XD特有の機能が他にもたくさんあります。XDの機能紹介記事も続々と公開を予定しておりますので、乞うご期待!