「のはらにおはながさきはじめたら」「はるになったら」
タイトルと表紙が違いますが同じ本です。
「のはらにおはながさきはじめたら たくさんつんであげるわね。」
「かぜがふいたらつかまえて、あつーいときににがそうね。」
おねえさんが小さなおとうとにやさしく語りかけていきます。生きていく喜びや世界の優しさを感じられ、大きな事件がなくても、派手な絵がなくても、絵本ていいなぁと思えるような一冊です。
「はなをくんくん」
静かに静かに…みんな冬眠しています。
くまがねむってるよ。りすがきのなかでねむってるよ。
ページを半分くらい読み進めると…みんながだんだん目をさましはなをくんくんさせながら森の中に走っていきます。その先には…?白と黒のシンプルだけど美しい絵です。動物たちの表情、描写が魅力です。春が来ると読みたくなる一冊。
「根っこのこどもたち目をさます」
まさに春にぴったりの一冊。
地面の下、根っこのこどもたちは春に着るお洋服を仕立てています。
あかいのやきいろいのやあおいのやしろいのやスミレいろのや…というように。
春になってこどもたちはそれぞれの服を着て外の世界に飛び出していきます。この地面の上に出て行く場面の愛らしさ!春の喜びを感じれられる一冊です。
「どうぶつしんぶん」
大好きな本です。好きで好きでそれこそボロボロになるほど読みました。写真のようにふつうの本ではなく、新聞なのです。春夏秋冬1部ずつ、隅から隅まで読み応えあり!
特に好きだったのは「ふしぎじまだより」というコーナー。それぞれの四季の島の様子がイラストで描かれています。今読んでも楽しいので子どもはもっとたまらなくわくわくするだろうなぁ…。
以上、春のおすすめえほんでした。
春は明るくやさしいお話が似合いますね。