【ルポ】自分のデスクに置いてある本

差し迫る納期の緊張の中、1つの仕事に集中していると、往々にして、それは集中ではなく、ただ視野狭窄になっているだけということがままあります。それはそれで致し方ないところもあるとは思いつつ、そういったモードから意識的に切り替えるために、ちょっとだけ仕事とは違う本をデスクに置くようにしています。(まぁ、これはデスク周りを完全に自分の世界にしている、うちの会社のデザイナーさんに触発されたところもあるのですが。)

今日はちょっとその本をいくつか紹介したいと思います。

自分のデスクに置いてある本

ということで、こちらが私のデスクに置いてある本。仕事中長い文章を読んだりということは、もちろん出来ないため、必然的に写真や図版の多い本になっています。

で、一冊目植田正治の写真集

自分のデスクに置いてある本

大好きな植田正治の写真集。代表的な砂丘での写真はと余計なものが排除された中、人物やモノが際立って構図の中にあって、見ていると、それこそ狭くなった視野がスーッと広がって行くような気持ちになります。

で、また写真集「築地魚河岸ブルース

自分のデスクに置いてある本

こちらは知人のカメラマン沼田学さんが出した本なのですが築地にいるおっちゃん、おばちゃんを撮った写真集。手にとって開いた瞬間、そこにいる人たちのあまりの強烈な個性に痺れて衝動買いしてしまいました。これを見ていると無駄なモヤモヤが払拭されるような気持ちになります。

こちらはグラフィックデザイナー、カッサンドルの図版

自分のデスクに置いてある本

自分のデスクに置いてある本

今年の初めに自宅近くにある埼玉県立近代美術館の展示に行って凄いよかったので購入。全然古びれないデザインにかなり刺激を受けるものがあります。

でこれはディスクガイド「Suburbia Suite

自分のデスクに置いてある本

実家に帰った際に本棚にあったので持ち帰りました。大学生くらいのときに色々な音楽に触れてみたくて購入した本。開くとレコードのジャケットがたくさん載っていて、それを眺めるたけでも良い気分転換になります。また、アップルミュージックやプレイミュージックなどストリーミングサービスに加入していると、こういったディスクガイド系の本は即座に音楽を調べることが出来るので、改めてその良さを感じています。

さて、他にも杉浦康平さんの「かたち誕生」や松浦弥太郎さんの本など、眺めていると創造力が触発されたり、読むとちょっと襟を正したくなるような本があるのですが、一先ず今日はココまで。時折、ラインナップや置き方を買えて、ちょっとした気分転換をしています。気になった本などあったら是非書店で手にとっていただければ幸いです。