ECサイトでよく耳にするカゴ落ちって?売上向上のためにShopifyでも、対策をしよう!

「ECサイトを開設したはいいものの、知らない用語がたくさんあってひとつずつ調べている」
「売上が伸び悩んでいるので対策をとりたい」
という方に向けて、ECサイトでよく耳にするカゴ落ちとその対策について紹介していきます。

ECサイト運営では、ただサイト閲覧者が増えれば購入者数がアップするわけではありません。
ちょっとしたコツを知ると、顧客を最後のクロージングまで導けるようになります。
収益の獲得・顧客満足度の向上のために、ぜひ参考にしてみてください。

目次

  1. ECサイトのカゴ落ち・カート離脱とは?
  2. カゴ落ちとは、カゴに入った商品が購入されないこと
  3. カゴ落ちの原因は顧客目線で考えればわかる
  4. 売り上げ向上のためのカゴ落ち防止対策
  5. カゴ落ち対策(1):カート内の表示をわかりやすくする
  6. カゴ落ち対策(2):購入完了までの簡略化をする
  7. カゴ落ち対策(3):購入前の顧客にフォローメールを送信する
  8. まとめ

ECサイトのカゴ落ち・カート離脱とは?

カゴ落ち(別名:カート離脱)の意味と、カゴ落ちが発生してしまう原因について解説していきます。

カゴ落ちとは、カゴに入った商品が購入されないこと

カゴ落ちとは、「顧客が商品をカートに入れたのにも関わらず、購入手続きの完了まで至らないで離脱してしまうこと」を指します。
一般的に、カートに入った商品の70%程度がカゴ落ちしてしまうともいわれています。
そのため、カゴ落ちは商品売買における機会損失の代表例とされています。
誰しも1回は、ECサイトで商品をかごに入れたのに購入しなかった・し忘れた経験に身に覚えがあるのではないでしょうか。

カゴ落ちの原因は顧客目線で考えればわかる

顧客がカート内の商品を購入しないのには、以下のような原因が考えられます。

  • 購入前にアカウント登録が必要だった(めんどくさい)
  • 支払いまでの流れがわからない(わかりにくい)
  • 支払い方法が自分の普段使っている方法ではなかった(こわい・めんどくさい)
  • サイトのプライバシー管理が不明で、信頼性が低い(こわい)
  • 送料が高く、商品が届くまでに時間がかかる(めんどくさい)

新規顧客になったつもりで支払いまでの流れを確認すると、カゴ落ちの原因をチェックすることができます。
自分が運営しているECサイトの中で、「めんどくさい」「わかりにくい」「こわい」と感じた点には注意が必要です。
同じように顧客も感じ、カゴ落ちしてしまっている可能性があります。

売り上げ向上のためのカゴ落ち防止対策

では、具体的にどのような対策をとればカゴ落ちを防ぐことができるのでしょうか。
3つのカテゴリーから、売り上げ向上につながる改善方法を紹介していきます。

カゴ落ち対策(1):カート内の表示をわかりやすくする

最初に、カート内の設定の整理をしていきましょう。
ECサイトでは、顧客が移動中・すきま時間にショッピングすることも考えられます。
そのため、いかにカート表示をわかりやすくしておくかが大切です。

例えば、以下のような改善方法があります。

  • カートのアイコンに商品数の表示をする
  • カート内の合計金額がわかるようにする

「いま何をカートにいれているのか」「その合計金額はいくらなのか」が瞬時にわかる仕組みにすると、顧客が購入イメージをつかみやすくなり、サイト離脱の防止につながります。

カゴ落ち対策(2):購入完了までの簡略化をする

顧客がカートに入れた後にする次のステップは、購入手続きです。
ここで煩わしさを感じてしまうと、購入をあきらめてしまいます。
購入完了までの簡略化のために、以下のような対策をとりましょう。

  • アカウント作成しなくても購入できるようにする
  • 支払い方法を選択できるようにする(クレジットカード/電子マネー/振込み/代引き など)
  • 送料を無料にする、またはわかりやすく記載する

初めてサイトに訪れた人は、「1つの商品を購入するだけのためにアカウントを作成するのはめんどうだ」と感じることがあります。
クレジットカードの入力や電子決済に関しても同様で、「自分の使いやすい支払い方法でなければ購入したくない」と考えることもあり得ます。
スムーズな決済手続きのために、多様なニーズに合わせたシンプルな購入フローを構築しましょう。
また、送料・手数料が高すぎて顧客にショックを与えることのないよう、できるだけ追加費用を抑える努力も大切です。

カゴ落ち対策(3):購入前の顧客にフォローメールを送信する

カゴに入れた商品を後で買おうと思っていて、つい忘れてしまうことも考えられます。
商品への購入意欲があるのに機会を逃してしまうことのないよう、購入前で止まっている顧客にメールを送信することもおすすめです。
カゴ落ちした顧客に限定したメールは、対象の広いメルマガ配信とは異なり、成約率の効率的なアップが期待できます。
例えば、ECプラットフォームのShopifyを使って運営している方は、カゴ落ちメールを自動送信することが可能です。

まとめ

ECサイトのカゴ落ちと、売り上げ向上のための対策について解説してきました。
商品への興味をひくことには注力していても、購入までのフローや細かな顧客心理で意識が行き届いていない所はありませんか?
せっかくカートに入れてくれたのに、購入までつなげられないのは非常にもったいないです。
サイトの売り上げアップ・顧客満足度の向上のために、ぜひカゴ落ち防止に力を入れてみてください。

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