ねこ派いぬ派といますがわたしは甲乙つけがたい派です。でも絵本の世界はいぬの絵本よりねこの絵本の方が多い気がします。
今日はねこの絵本のご紹介。
区切りよく5冊!
ねこ いると いいなあ
はい、またです。『100万回生きたねこ』の佐野洋子さん。
タイトルがよいですね。ねこいるといいよねぇってレスポンスしたくなります。「ねこいるといいなあ」って言うとどこからかにゃーってきこえる。「ねこいるといいなあ」って絵を描いたらねこが出てきた!ストーリーは単純なお話ですが、佐野洋子さんの味のある絵とほんの少し心をざわつかせるストリート展開がおすすめです。
タンゲくん
インパクト大!出落ち感のある一冊。片山健さんの力強い絵が魅力です。あ、ねこってこんな感じだよね分かる分かる、と、ねこを飼ってる方には共感度高めだと思いますよ。
黒ねこジェニーの誕生日
デザインがいいのです。色のセンスが最高ですね。飾っておきたい一冊です。中でも月あかりの公園でダンスをする見開きページはそれだけで見る価値があります。
ふりむけばねこ
お気に入りの一冊。全ページカラー版画!ぜいたく。右のページにこれも版画でシンプルな一文があります。例えば…
かどのしょくどうにねこがいて
さかなやさんにもねこがいて
うなぎやさんにもねこがいて
こんな感じの一文に左のページはどーんとカラフルな版画が一面に載っています。萩原朔太郎の『猫町』を彷彿とさせる大人向けの贅沢絵本です。おススメ。
ごろごろにゃーん
これは最高の一冊なので解説したくないのです。君は長新太を知っているか、というブログをいつか書くかもしれませんが大事にしたいのでいったん温めておこうと思います。
ごろごろにゃーんごろごろにゃーん
以上、ねこ好きに贈るねこの絵本でした。