Shopifyでの越境ECのはじめ方。必要な初期設定とおすすめアプリをご紹介!

海外向けの小売り展開において、重要な役割を果たすのがShopifyです。カナダ初のECサービスであるShopifyは、日本向けのサポートが充実しているだけでなく、日本から海外市場への進出を狙う越境ECにも強いとして、注目を集めています。Shopifyで越境ECを始めるために必要な機能、そしてあると便利なShopifyアプリについて、ご紹介していきます。

目次

  1. Shopifyの越境ECに必要な機能と初期設定
  2. 越境ECに使えるShopifyアプリ
  3. おわりに

Shopifyの越境ECに必要な機能と初期設定

Shopifyの越境ECに必要な機能

まずは、Shopifyで越境ECを開始するにあたり、Shopify上で設定可能で、なおかつ必要不可欠な機能について、ご紹介していきます。

海外からの決済対応

越境ECは、とにかく海外からの決済に対応する必要があります。日本では日本円が使われており、アメリカではアメリカドルが使われているように、購入者に応じた通貨や決済システムに対応させる必要があります。

その上で欠かせないのは、クレジットカード決済などの機能です。日本ではまだ代金引換や銀行振り込みが一般的に利用されていますが、海外向けの決済機能となると、ほとんどの場合はクレジットカードが利用されます。

クレジットカードはグローバルな決済サービスであり、最もトラブルのリスクが小さいため、手数料などを加味してもそのコストパフォーマンスは高いと言えます。

まして、海外のサイト利用者からすれば、クレジットカード払いやPaypal払いが最も身近で、信頼性の高い決済方法でもあります。

そのため、越境ECを展開していく場合は、まずはクレジットカード払いに対応させる必要があるでしょう。

また、余裕があれば決済対応に合わせて、多言語通過にも表記を対応させられると、瞬時に外貨計算が可能になり、より販売促進につなげることができます。

海外発送

越境ECと国内販売で大きく異なる点として、海外発送も挙げられます。海外発送は国内とは異なる流通ルートを確保する必要があるため、送料の計算や発送業務のプロセスなど、影響は様々な側面に出てきます。

そのため、Shopifyでもあらかじめ海外発送向けの初期設定を行っておかなければ、いざ海外発送を行うとなるとスムーズな対応が難しくなってしまいます。

多言語対応

日本語以外の複数の言語に対応する、多言語対応も越境ECには欠かせません。いくら日本のオンラインストアに興味がある海外の消費者でも、容易に日本語を理解できるとは限りません。

中国語や英語など、メジャーな言語には可能な限り対応していることは有利に働きます。

あるいは、タイ語やインドネシア語のように、特定の地域にターゲットを合わせた言語対応も有効です。すべての外国語に対応しているとコストと時間がかかってしまうため、合理的に対応言語は増やしていくことをおすすめします。

越境ECに使えるShopifyアプリ

越境ECに使えるShopifyアプリ

Shopifyは単体でも優秀なECプラットフォームですが、専用のアプリケーションを導入することにより、より使いやすいサービスへと生まれ変わることが可能になります。

BEST Currency Converter

BEST Currency Converter

BEST Currency Converterは通貨の表記をあらかじめ設定しておくことで、日本円を海外の通貨表記に自動で変換してもらうことができるアプリです。

対応している通貨は160種類を超え、なんと仮想通貨であるビットコインにも対応していることから、ニーズに合わせた通貨表示を行うことができます。
公式サイトhttps://apps.shopify.com/doubly-currency-converter?locale=ja

Ship&co

Ship&co

海外発送に関する手続きの悩みを解決してくれるのが、Ship&coです。

佐川急便や日本郵便を使った国内配送はもちろん、FedExやDHLを使った海外発送までを一括管理することができ、インボイスや納品書の作成も自動で行えるため、使い勝手に優れるアプリに仕上がっています。

送り状も自動で発行でき、発送料金の比較も会社ごとに行えるため、ミスしやすい海外発送の強い味方となってくれるでしょう。

公式サイト

https://apps.shopify.com/shipandco?surface_detail=shop+co&surface_inter_position=1&surface_intra_position=6&surface_type=search

Langify

Langify

サイトの多言語対応に役立つのが、Langifyというアプリです。こちらは指定の日本語テキストを選択し、外国語で翻訳文を入力することで、その言語での表示に切り替えた際、自動的に翻訳された文章が訪問者にも表示されるようにすることが可能になります。

通常のサイトでは翻訳文を導入するのはやや困難な作業になるのですが、Langify
を導入したShopifyであれば容易に多言語化を実現できるため、個人でも海外向けのサイト作りが容易になるでしょう。

公式サイト:https://apps.shopify.com/langify?locale=ja

おわりに

おわりに

ここまで、越境ECに欠かせないShopifyの様々な機能についてご紹介してきました。Shopifyは越境ECに最適な基本機能が揃っているだけでなく、アプリにも優れたものが揃います。

これらを組み合わせながら積極的に活用し、優れたサイト作りを目指していきましょう。

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